玄関の先に、思いがけず現れる浴室で、
障子戸をすべらせた瞬間に包まれる、湯気の気配。
襖の開け閉めひとつで、
内へと意識を向けることも、
奥浅草の街の気配を感じ取ることもできる客室。
建物の随所に、日本の伝統文化と前衛が息づき、
宿泊そのものが、ひとつのアート体験となります。
1階は、手水鉢のある迎えの間から始まります。石の床を踏み、障子戸の向こうへと進むと、ヒノキの浴槽に洗い場を備え、フィッティングルームを併設した浴室があります。滞在中は「淋汗茶の湯」の現代版として、蒸し風呂体験がおたのしみいただけます。オリジナル浴衣もご用意しておりますので、リラックスしてお過ごしください。
1階浴室奥から階段を上っていただいた先には、小さなにじり口から入る4.5畳の茶室と、6畳の広間の二間続きの客室があります。襖を閉じることで、ほのかな灯りに照らされ、静寂が満ちる茶室空間に。感覚が研ぎ澄まされ、自分自身と向き合う時間を感じてください。
茶室の襖を開けると、視界はふっとひらけ、和紙の天井と壁が受け止めるやわらかな光に満ちた広間が現れます。窓越しにのぞく坪庭の気配が奥行きを与える空間で、ゆったりとおくつろぎください。垂れ壁から御簾を下ろして空間を仕切ることもできます。
窓の外には、坪庭と露天風呂をしつらえました。まるで露地のような飛石をたどり、温かなお湯に身を委ねると、内と外の境界がそっと曖昧になっていきます。季節の移ろいや、奥浅草の温度を感じてください。
TAICHIの建物の随所には、静かにアート作品が息づいています。それは、美術館やギャラリーでのアート鑑賞とは異なり、滞在の時間のなかで、いつの間にか身を委ねているアート。
お帰りになるその時まで、心を癒し、ときに揺さぶり、ときに問いを投げかける。ここでは、滞在そのものがアート体験です。
参加アーティスト
_林 美木子(有職彩色師)
_鷹野 隆大 (写真家)
_山本 尚志(書家・アーティスト)
_長坂 純明 (建築家)
_嘉戸 浩 / かみ添(唐紙職人)
_児玉 綾子(表具師)
_中村 達基(照明デザイン)
_北川 一成(クリエイティブディレクション)
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